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2025年11月21日 [業務用エアコン 横浜]

【横浜】エアコン暖房“立ち上がりが遅い”原因と、最速で温めるコツ🌡️

押忍!エアコン道場です!👷‍♂️

毎年11月後半になると増えてくるのが、
法人・店舗・オフィスからのこんな声です👇

「朝、暖房の立ち上がりが遅い…」
「設定温度に全然届かない」
「去年より温まるのが遅い気がする」

実は“冬の立ち上がり遅延”は、
エアコンの性能不足ではなく、冬特有の「気象・設定・機器状態」の影響が重なって起きる現象なんです💡

今日は、横浜エリアの現場でも効果が大きかった
“立ち上がりを最速化するテクニック”を解説します🔥

❄️ 暖房の立ち上がりが遅くなる3つの原因

@ 霜取り運転で一時的に止まる

外気温が低いと、室外機に霜が付きやすくなります。
→ 霜を溶かすために一時停止(霜取り運転)が発生
→ 10〜20分温風が出ないことも

📌 故障ではなく正常動作です!
📌 ただし回数が多いのは“別の問題”あり⚠️


A 風向が上向きで、暖気が天井に溜まる

暖かい空気は上に行く性質。
→ “上向き”のまま暖房を使うと
 床付近が全く温まらない=立ち上がり遅延

B室内機・室外機の汚れで能力低下

・フィルター詰まり
・フィン(熱交換器)の汚れ
・室外機周りの吸気不足

これらは 暖房能力を10〜30%落とします⚠️


🔥 最速で温める“プロの立ち上げテク”

@ 開始30分は「自動風量 × 下向き」

暖房の基本は“空気を下に押し届ける”。
→ 自動風量で強めに回す
→ 風向は「強めに下向き」が正解

📌 効果:立ち上がり時間が 1.3〜1.6倍高速化

A サーキュレーターを“天井に向けて”回す

冷房では下向き、暖房では上向き運転が鉄則。
→ 天井に溜まった暖気を落とす
→ 室温が均一化される


B 室外機の霜付きを防ぐ(3つのポイント)

外気温5℃以下で霜付きが増えるので👇

・室外機周りにモノを置かない
・雪・落ち葉・埃をこまめに除去
・裏側からの吸気スペースを確保

📌 室外機の吸気が弱いほど“霜取り”が増え、立ち上がりが遅くなる!

C朝の“一斉起動”を避ける

同時に複数台を立ち上げると
・電力ピーク(デマンド上昇)
・室外機負荷上昇

→ 立ち上がりが遅くなる&電気代爆上がり⚡

→ “5〜10分ずらし”の段階起動がおすすめ


🧾 現場事例:横浜市戸塚区・学習塾

課題:
・朝の立ち上がりが30分以上
・天井付近だけ温かく、机周りが寒い
・霜取りが多発

対応:
@ 自動風量+下向きルーバーへ統一
A サーキュレーター2台を上向き設置
B 室外機裏の落ち葉清掃
C 起動時間を授業開始20分前に設定

💡 結果:
・立ち上がり時間が 28分 → 15分に短縮
・室温ムラ解消
・霜取り発生回数が3割減少


🌎 立ち上がり改善は“省エネ × 快適性”の両取り

立ち上がりが早くなると…
・設定温度を1〜2℃下げても快適
・電気代が下がる
・従業員の作業効率UP
・来客満足度向上

さらに、霜取りが減ることで
・室外機の負荷減
・機器寿命UP
にもつながります。

> “冬の空調は、最初の30分で決まる”👊
> 立ち上げの工夫で、1日中の快適さが変わります。


株式会社タイシン工業について

神奈川県横浜市を拠点に、空調・換気・衛生配管の設計・施工・修理・保守を行っております。
SDGs・脱炭素・環境配慮を重視した空調設計が強みです🌱

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