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2025年11月25日 [業務用エアコン 横浜]

【神奈川】“天井が高い”店舗が寒い理由とスポット暖房の正しい使い方🔥

押忍!エアコン道場です!👷‍♂️

天井高があるスタジオ・倉庫・アパレル店・整骨院などの店舗では、
冬になると必ずと言っていいほどこんな声が上がります👇

「暖房が全然効かない…」
「足元がずっと冷たい」
「天井ばかり暖かくて、客席が寒い」

結論から言うと――
天井が高い空間は“暖房が効きにくい構造”そのものなんです❄️

今日は、神奈川エリアのスタジオ・店舗・倉庫で実際に改善されている
“天井高空間の暖房効率UPテク”+“スポット暖房の正しい使い方”を解説します💡

🏢 天井が高いと暖房が効かない“3つの理由”

@ 暖気が上に溜まり、床に降りてこない

暖かい空気は軽いため、
→ 3〜6mの天井高だと天井付近に暖気が滞留
→ 足元はずっと冷たいまま

A 室内容積が多く、暖める空気量が2〜3倍になる

単純に空気量が多いので、
→ 立ち上がり時間が長い
→ 電気代が増える

B 入り口・換気の影響を受けやすい

空気が上に逃げやすく、
外気の侵入でも空気が大きく動くため、
→ 暖房の効率がさらに落ちる

🔥 効果絶大!“天井高空間”の暖房効率UPテクニック

@ サーキュレーターを“真上向き”にして暖気を落とす

天井に溜まった暖気を循環させるため、
→ 冷房と逆で上向き(真上)が正解

📌 これだけで体感温度が+2〜3℃変わるケースも。

A エアコンの風向を“下向き+広角”に固定

→ 天井へ暖気を逃がさない
→ 下方向へ広く暖気を届ける

B 入口のドア付近に暖気ルートを確保

棚・観葉植物・ハンガーラックなどがあると
→ 暖気の通り道が遮断される
→ 客席が冷える

C 加湿(湿度40〜60%)で体感温度UP

湿度が+10%で体感温度は+1℃
→ 天井高空間は乾燥しやすいため加湿が重要💧

🔥 スポット暖房の正しい使い方(意外と間違えている)

@ 床暖房・パネルヒーターを“人の滞在位置”にだけ使う

天井高空間で広域暖房は非効率
→ 集中使用が最も効果的

A エアコンの風と干渉しない位置へ

・エアコンの直下
・サーキュレーターの真下
は逆効果⚠️

B 入口付近の“冷気の侵入口”に置くのはOK

→ 足元の冷えの解消
→ 立ち上がりの補助に最適

🧾 現場事例:神奈川県藤沢市・ダンススタジオ(天井高5m)

課題:
・暖房28℃でも足元が冷たい
・天井付近が暑く、床面は寒い
・室内ムラがひどい

対応:
@ サーキュレーターを“真上向き”に2台設置
A 風向を下向き+広角に統一
B 加湿器で湿度45%維持
C 入口付近にパネルヒーター設置

💡 結果:
・足元の体感温度+3.1℃改善
・暖房設定28℃→24℃へ(電気代▲17%)
・全体の“空気ムラ”が解消

🌎 “天井が高い=寒い”は対策次第で変えられる

天井高空間は一見不利に見えますが、
気流の循環 × 正しいスポット暖房 × 動線調整

この3つが揃うと、
・暖房効率向上
・電気代削減
・体感温度UP
・快適性大幅改善

すべてが実現できます。

> “暖房はエアコンだけで作るものじゃない”👊
> 空気の流れと機器の組み合わせで、空間は劇的に変わります。

株式会社タイシン工業について

神奈川県横浜市を拠点に、空調・換気・衛生配管の設計・施工・修理・保守を行っております。
SDGs・脱炭素・環境配慮を重視した空調設計が強みです🌱

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