BLOG

2025年11月23日 [業務用エアコン 横浜]

【東京】室外機の“霜取り”で暖房が止まる?冬の誤解と正しい対処法❄️

押忍!エアコン道場です!👷‍♂️

冬になると必ず増える相談がこちら👇

「暖房が急に止まったんだけど…」
「10分くらい冷たい風しか出ない」
「これ、故障ですか?」

結論から言うと――
冬に“暖房が止まる”のは故障ではなく“霜取り運転”の可能性が9割🔥

今日は、東京エリアのオフィス・店舗で特に多い
“霜取りの誤認トラブル”をわかりやすく解説し、
“本当に壊れているケース”との見分け方も紹介します💡

❄️ そもそも「霜取り運転」とは?

室外機は暖房中、
外の冷たい空気から熱を集めるため 大量の湿気を吸い込みます。
その湿気が凍りつくと、
→ 熱が取り込めず暖房ができない状態に❄️

そこで行うのが、
室外機を“いったん逆回転させて霜を溶かす運転=霜取り運転”

この間、
・温風が出ない
・冷風になる
・運転ランプが点滅する
という現象が起きますが、すべて正常です。

📌 時間の目安:5〜15分
📌 気温が5℃以下だと発生しやすい

❄️ “霜取り運転”と“故障”の見分け方

🔍 @ 停止後、10〜20分で復帰する → 正常

霜取りです。問題なし。

🔍 A 室外機の下に“水が大量に出る” → 正常

霜が溶けた水です。故障ではありません。


🔍 B 停止が“30分以上”続く → 要点検

・ガス圧異常
・熱交換不良
・霜取り制御の誤作動
の可能性あり⚠️

🔍 C エラーコード「U4/E6/E3」が出る → 点検必要

霜取りではなく“通信異常・圧力異常”の可能性大。

🔧 霜取りを“起きにくくする”対処法

@ 室外機周りの吸気・排気スペースを確保

段ボール、植木、ゴミ箱などが吸気を邪魔していると、
→ 室外機が冷えやすく
→ 霜取り頻発につながる

A 室外機の“裏側”をこまめに掃除

裏側は落ち葉・ゴミが最も詰まりやすい部分。
→ これだけで霜取り回数が減るケース多い💡

B 風向を「下向き」にして暖気を床から溜める

暖房効率が上がる
= 室外機の負荷が下がり、霜取り頻度も減少

C 室外機を雪・雨風から守る“養生板・囲い”も効果的

ただし、吸気を塞ぐ養生は絶対NG⚠️

🧾 現場事例:東京都品川区・薬局

課題:
・午前中に暖房が止まりやすい
・霜取りと故障の区別がつかない
・お客様から「寒い」とクレーム

対応:
@ 室外機裏の落ち葉を除去
A 室外機前の什器を移動し、吸気確保
B 風向を下向きに設定

💡 結果:
・霜取り回数が 1/3 に減少
・暖房の立ち上がりが改善
・顧客満足度UP

🌎 霜取りを理解する=冬の空調を制する

冬の暖房は 室外機の状態がすべて。
霜取りは“エアコンを守るための安全動作”であり、
正しく理解すればトラブルの9割は“誤認”で終わります。

> “霜取り=故障”ではない👊
> 状態を見極めることで、無駄な点検・不安・ロスを防げます。

株式会社タイシン工業について

神奈川県横浜市を拠点に、空調・換気・衛生配管の設計・施工・修理・保守を行っております。
SDGs・脱炭素・環境配慮を重視した空調設計が強みです🌱

📞 お問い合わせ・現場相談はこちらまで👇
株式会社タイシン工業【エアコン道場】
☎ 045-744-8022
📷 Instagram:[https://www.instagram.com/taishin.kogyo.inc/](https://www.instagram.com/taishin.kogyo.inc/)
🐦 X:[https://x.com/workstotal](https://x.com/workstotal)
🌐 ホームページ:[https://www.taishinkogyo.co.jp](https://www.taishinkogyo.co.jp)

無料見積もりフォーム

ブログ記事一覧

【カテゴリーリスト】

PageTop

  • 横浜エアコン道場
  • 株式会社タイシン工業
    横浜市保土ヶ谷区仏向町49
    テラス大井101
    TEL.045-744-8022