2025年12月07日 [業務用エアコン 横浜]
【横浜】冬こそ注意!室外機の“霜取り運転”で暖房が止まる原因と対策❄️⚙️🔥
押忍!エアコン道場です!👷♂️💨
冬になると横浜エリアで急増する問い合わせがこちら👇
「急に暖房が止まるんだけど…」
「温風が出てこなくなる時間がある」
「壊れたのかと思ったら、しばらくして復活した」
実はこれ——
“故障”ではなく、室外機の霜取り運転が働いているだけ
というケースがほとんどです❄️
でも霜取りの頻度が多すぎると
・部屋がなかなか暖まらない
・暖房が弱く感じる
・電気代が上がる
などの“冬の大きなストレス”につながります。
今日は、霜取り運転が起きるメカニズムと
現場で最も効果が出た改善方法を解説します🔥
1. 霜取り運転とは?❄️→🔥
エアコンの暖房は
“室外機が外の空気から熱を集める”ことで動いています。
ところが冬になると
外気温が低いため
室外機に霜(氷)がつきやすくなります。
霜がつくと
熱が取り込めない → 暖房能力が落ちる
ため、エアコンが自動で
霜を溶かす“霜取り運転”を行います。
この間、
・温風が止まる
・無音になる
・冷たい風が出る
ことがあるため「故障?」と勘違いされがちです。
2. 霜取り運転が“多すぎる”原因⚠️
霜取り自体は正常動作ですが、
以下の環境では **異常に増えることがあります👇
(1)室外機の吸気不足(最頻出)🍂🗑️
裏側が落ち葉・ほこりで塞がれている
→ 熱が取れず、霜がつきやすい
(2)室外機周囲が狭い(密閉状態)📦
排気の熱がこもり、冷えやすくなる
→ 霜取りが増える原因に
(3)複数台の室外機が密集している🌀
互いの排気を吸い込み合い、熱交換効率が低下
→ 霜がつくスピードが早まる
(4)換気量が強すぎて室内の熱が失われる🌬️
厨房・バックヤード・24時間換気の排気が強い場合
→ エアコンが過負荷になり霜取り増加
(5)フロンガス不足
能力不足で霜がつきやすくなる
※専門点検が必要
3. 霜取り運転を減らすための改善ポイント🔥
(1)室外機の裏側を清掃し“30cmの空間”を確保
・落ち葉を除去
・資材や段ボールを移動
・裏側の吸気口を解放
最も効果の出る対策です。
(2)周囲の風通しを良くする
室外機を囲むように配置されている場合
・柵を外す
・植木を移動
・通気スペースを作る
排気がこもると霜が一気につきます。
(3)複数台ある場合は“配置換え”や“役割分担”
密集している場合は
・風向きを調整
・片側を優先的に稼働
などの改善が有効。
(4)換気量を20〜30%落とす
冬は排気の“吸いすぎ”で暖房負荷が増大します。
→ 霜取り増加につながる悪循環に。
換気量を調整するだけで改善する例は非常に多いです。
(5)定期点検でフロン量・基板を確認
霜取りが異常に多い場合、
内部的な問題(フロン不足・基板異常)が隠れていることも。
年1回の点検でトラブルを未然に防げます。
【現場事例】横浜市青葉区・飲食店🍜🔥
課題
・30分おきに暖房が止まる
・霜取りが頻繁
・店内が暖まらない
点検結果👇
・室外機裏が落ち葉で完全に塞がれていた
・厨房の強排気が原因で暖房が負荷過多
・霜取りが通常の2倍頻発していた
対応
1. 室外機裏の清掃
2. 排気量を25%ダウン
3. 室外機周囲のスペース確保
結果
・霜取り頻度が大幅減🔥
・暖房の立ち上がり時間が半減
・設定温度26℃→22.5℃で快適に
霜取りを理解すれば“暖房が止まる不安”はなくなる👊🔥
霜取りは故障ではなく、
エアコンが自らを守るための正常動作。
しかし頻発する場合は
室外機まわりの環境改善が必須。
冬の暖房効率を最大化するためにも
年末のこのタイミングで
一度チェックしておく価値があります。
株式会社タイシン工業について
神奈川県横浜市を拠点に、空調・換気・衛生配管の設計・施工・修理・保守を行っております。
SDGs・脱炭素・環境配慮を重視した空調設計が強みです🌱
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株式会社タイシン工業【エアコン道場】
☎ 045-744-8022
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