2025年11月18日 [業務用エアコン　横浜]

【神奈川】👊地震・停電時の空調トラブル👊対応マニュアル⚙️

押忍！エアコン道場です！👷‍♂️
地震が多い冬の時期、法人や施設管理者の方から増えるのが

「停電後にエアコンが立ち上がらない」
「室外機がエラー表示のまま動かない」
「復電したのに暖房がすぐ停止する」

…という ⚠災害×空調トラブル⚠ のご相談です。

実は、エアコンは停電や瞬断（電気が一瞬落ちる現象）に弱い機器。
特にビル用マルチ・店舗エアコンは、
『誤作動・保護運転・復旧遅延が起きやすい構造』になっています。

今日は、神奈川県内の企業でも実際に役立っている
「停電時・復電後の空調トラブル対処マニュアル」を、プロ目線でまとめます💡


⚠️ 【停電直後】まずやるべき3つのこと

�@ 分電盤（ブレーカー）が落ちていないか確認

→ 停電から復電した際に『部分的にブレーカーが落ちたまま』のケースあり。
→ 特に室外機側のブレーカーをチェック。


�A 全機器の電源を『切ったまま』5〜10分待つ

すぐに電源を入れるのはNG⚠️
理由：
・内部の保護機能が働いている
・冷媒圧が安定していない
・突入電流で基板に負荷がかかる

📌 正しい手順：
「全OFF → 5〜10分待機 → 個別に電源ON」



�B 室外機の吸気・排気周りに異物がないか確認

→ 地震後は落下物・砂埃・ビニール片が噛み込みやすい
→ これが原因で『運転開始直後に停止』するケース多発



⚠️ 【復電後】故障と誤作動を見分けるポイント

🔍 1）エラーコードの有無

例：
・U4（通信異常）
・E3/E6（圧力・吸排気異常）
→ 瞬断時によく出ます。

🔍 2）暖房立ち上がりまで『10〜20分かかる』のは正常

→ 停電後の復電時、暖房は霜取りチェックのため遅い
→ 故障ではありません

🔍 3）音が大きい／振動が増えた場合

→ 室外機が『保護運転』に入っている可能性
→ 長時間続く場合は点検推奨



⚙️ 企業が備えておくべき『停電対策 3選』

�@ 空調機の台数を『段階起動』できるようにする

→ 復電後に全フロア一斉起動すると、
　『電力ピーク（デマンド値）が爆発』して基本料金が上がる⚡

→ 集中管理リモコンがある場合は『段階制御設定』が可能。



�A 室外機の地震対策（アンカー固定・防振台）

小規模な揺れでも、
→ 配管のねじれ
→ ドレン抜け
→ 基板ゆるみ
につながることがあります。

📌 地震後の『排水漏れ』は意外と多いトラブル。



�B非常時の換気ルートを確保する

停電時は機械換気が止まるため、
・窓
・排煙口
・自然換気ダクト
を使った『代替換気ルート』を事前に確認しておくことが重要。



🧾 現場事例：神奈川県川崎市・物流倉庫

状況：
・地震後に部分停電
・復電後に一部空調が起動しない
・作業エリアが寒く業務に支障

対応：
�@ ブレーカー再確認
�A 全機器OFF→10分待機→段階起動
�B 室外機周りの段ボール片を除去

💡 結果：
・エラー消失
・全系統正常化
・作業再開まで30分で復旧

「パニックにならず手順通りに動けば、復旧は早い」との声。



🌎 停電時の空調管理＝『安全・稼働・省エネ』全ての軸に関わる

しっかり備えることで、
・業務停止の最小化
・冬場の寒冷リスク対策
・電力基本料金（デマンド）抑制
・機器の寿命維持

すべてに効果があります。

👊『災害時に強い会社』は、空調を正しく扱える会社👊
予期せぬ停止に慌てないための備えが、冬の安心につながります。



株式会社タイシン工業について

神奈川県横浜市を拠点に、空調・換気・衛生配管の設計・施工・修理・保守を行っております。
SDGs・脱炭素・環境配慮を重視した空調設計が強みです🌱

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